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第32回介護業雑学講座

皆さんこんにちは!
m´jun、更新担当の中西です。

 

 

家族支援:罪悪感・疲労・葛藤に寄り添う 💬

 

リード
在宅介護は“家族の物語”のど真ん中に飛び込む仕事。罪悪感・疲労・期待のズレが絡み合う場面で、専門職として関係を整える言葉と選択肢を渡します。レスパイト、情報提供、境界線の引き方まで実践スクリプトで解説。🤝

 

1|家族の感情曲線を知る(名称をつけるだけで楽になる)
• 揺れ:否認→怒り→取引→抑うつ→受容。日によって行き来するのが普通。
• 言葉がけ:「そう感じるのは自然です」「一緒に作戦を立てましょう」。
• 比較の罠:「隣の家はできている」→家庭ごとに条件が違うと説明。🧩

 

2|期待値の再設計:家族会議の型
1) 目的共有:「“できることを増やす”を優先で」
2) 役割分担:家事・見守り・通院同行を具体的に割り振る
3) レスパイト計画:デイ・ショート・訪看の使い時を決める
4) 連絡網:昼/夜/緊急の窓口を1本化。📞

 

3|よくある葛藤と介入
• 「入浴は毎日!」論争:安全と体力を優先、部分清拭+足浴を提案。
• 「自分がやるのが愛情」:やり方を整える=愛情へ言い換え。用具・導線で省力化。
• 金銭不安:小額財布+レシート貼付で見える化。詐欺対策も併せて。💳

 

4|家族への説明トーク(そのまま使える)
「“毎日完璧”より、“無理なく続くやり方”が安全です。今日は足湯と清拭で温まって、明日入浴にしましょう。記録を写真で共有して、うまくいった型を増やしますね。」

 

5|レスパイトの導入は“後ろめたさ”に効く
• 事実:休む家族ほど長く続けられる。📆
• 選択肢:デイの短時間利用、入浴だけ利用、ショート“半日”から。
• 合図:怒りっぽい/眠れない/涙が出る→休むサイン。🛎️

 

6|境界線とセーフティ(ヘルパーを守る)
• 金銭・鍵・通帳には触れない。受け渡しは第三者立ち会い。
• ハラスメント:複数訪問・記録・通報フローを事前に説明。🛡️
• 個人連絡先を握られないよう、事業所を窓口に統一。

 

7|現場ケース:介護疲れで口論のNさん一家
• 状況:入浴頻度で夫婦喧嘩が常態化。
• 介入:家族会議で週2全身浴+隔日清拭に合意。“できた日シール”で成功体験を可視化。
• 結果:口論が半減し、会話時間が増えた。🌈

 

8|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ 家族の感情に名前をつけて返したか。
☐ 役割・連絡網・レスパイトの3点セットを提案したか。
☐ 金銭・鍵・通帳には触れない運用にしたか。
☐ ハラスメント対応の窓口を周知したか。

 

9|まとめ
家族支援は“説得”ではなく整えること。言葉×選択肢×休む仕組みで、家族の力をもう一度取り戻します。💗

 

 

 

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